鯉に恋する5秒前

世間では最長9連休だのとノンキなことを言ってるゴールデンウイークの最中の今日5月1日に、毎年恒例の「米沢鯉供養祭」が上杉神社稽照殿にて執り行われました

上杉神社の中に「鯉供養碑」があるのを知らない方の方が多いかもしれません 米沢の「鯉」は、米沢市の基礎を築かれた米沢藩第9代藩主上杉鷹山公(当時貧しかった米沢藩を経済的に立て直し、数々の産業・教育振興を行った) 領民の冬場の貴重なタンパク源を確保するため、米沢城のお堀で鯉の養殖を始めたのがもとになります その鯉を供養するために建てられた碑があるのです 毎年5月1日(鯉の日)に供養祭が行われます

「米沢鯉の歴史」 昭和35年
当時の社名「小松共立魚市場」の文字が

米沢鯉商組合の皆様、関係の来賓などの出席のもと、4年ぶりの通常の開催となりました 

 

米沢!と言えば県外の方の8割5分の方が「米沢牛!」とか「ウシ!」とか「米沢牛って聞いたことあるけど米沢って何県?」とか言います 私も県外に住んでた時に、出身地の話で「山形県」というと「あーそうなんだー、遠いねー」などと、ワードを聞いたことがあっても絶対に自分の頭の中の日本地図と一致してないなコイツ、と微妙な反応で読み取れますが、「山形県の米沢市」というと「あー!聞いたことある 米沢牛だよねー 米沢って山形県なんだー」と分かってもらえた安心感と、安易に米沢市=米沢牛と結びつける県外人の発想に複雑な思いを抱えたものです

でも米沢牛は明治からですが、米沢鯉は200年以上の歴史を持っています!頑張れ鯉!頑張れカープ!

一連の神事が終わり、鯉を放流!!

 

これからも米沢鯉の発展のために少しでも力になれれば幸いです