Time flies…

12月に入り一段と肌寒くなってきました 昨年は雪が多く、早く春が来ないかなと、祈りにも似た気持ちで過ごしていたのを思い出します 「年を取るにつれ1年はあっという間だぞ」と、まだ私が今より若い頃(今でも十分若いと信じている…)、年上の方が呟くように仰っていたのを思い出します

これに関しては、感覚的な問題だなと自分では考えていたのですが、この前読んだ本にありました フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱した「ジャネの法則」です

「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当します つまり、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての1年間にあたり、5歳の人にとっての1日は、50歳の人にとっての10日にあたることとなります

さらに、子供の時期は毎日が発見の連続で、新鮮な時間を過ごすのに対し、大人になると単調な日々を過ごすから、ということもあるんだそうです 

時がたつのが早いなぁと感じ始めてきている自分と、それに抗いたい自分と葛藤しながら日々を送っていますが、毎朝市場に入荷する魚を見てると「もうサンマの時期かぁ」とか「お、タラバガニが入荷したな」とか季節感を感じると共に1年の過ぎるのが早いのなんの…

こんなことを思いながら売場を見てるとこんな魚が…

カガミダイという魚です 丸い形にシャインシルバー 丸い鏡のようだからだろうか

刺身でも唐揚げでも鍋でも美味しい魚です

まあでも1度きりの人生、悔いなく生きたいですね!